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Traditional Textiles4



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Kain Limar カインリマール
インドネシアのスマトラ島でかつて織られていたリマールという絹織物で1900年初頭で技術がすたれてしまい、現存のみの希少な布です。
全体的には紫がかったとても深みのある赤で絣部分は淡いピンク、藍、山吹色が繊細に微妙に織り込まれてとても味わいがあります。
貴族階級の儀礼用の布だったようで、両端はとても細い金糸でトゥンパル(三角模様)が織り込まれ、全体には金糸で花模様をビッシリと刺繍が施されたかなり華麗な存在感のある布です。200年近く時を経て完品に近い状態の一枚布です。薄い絹織物ですがゆがみやたるみが無くピシっとしています。77×206
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