西アジア遊牧民の染織展を拝観してきました
- Natsuko Kato
- 2015年2月22日
- 読了時間: 1分
先週は国立東京博物館へ行ってきました。エントランス広場では朝鮮の羊に出迎えられ、干支にちなんだ作品が各所に陳列されていました。さて東洋館地下染織展示室では遊牧民研究家、松島清江氏が1960年代から1980年代にかけて現地で収集したコレクションが展示されていました。パキスタン、アフガニスタ ン、イランからトルコにかけて遊牧を営んだ部族が制作したハンドメイドの衣類や袋物、テント用敷物は家畜の毛をつむいで織り、あるいはフェル トにして作られました。羊の角から派生したとおもわれる各部族の吉祥文様は鮮やかで深く染色された毛糸で織りあげられ見ごたえがありました。

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