top of page
Featured Posts
検索

「フィリピンの民族衣装展」からガッタン族の衣装

  • 執筆者の写真: Natsuko Kato
    Natsuko Kato
  • 2020年9月29日
  • 読了時間: 1分


 川越もだいぶ秋らしくなり柿の木の落葉が始まりました。過日ギャラリーのフィリピン衣装展の資料としてガッタン族の古い写真を頂戴しました。凛々しい雄姿に神々しさを感じています。 ガッタン族はルソン島北部コルディレラ地方に生活する”イゴロット(Igorot)=山の民”の一民族で、アニミズム(精霊信仰)のもと、農耕・狩猟・漁業・採集を中心とする原初的な生活を続けてきた少数民族です。イゴロットの中で取り分け手工芸・染織技術に秀でた民族と聞き及んでいます。「ガッタン族の褌は、やや小型であるが両端にビードの装飾を惜しみなく用いている。おそらく褌としては世界でこれを超える華やかなものはあるまい」と柳宗玄氏が紹介しているものです。この衣装は100年近く前に作られ使用されていたものですが、2012年に国内で手に入れました。 実際に着用している写真をいただきこの衣装への愛着がさらに深くなりました。

 
 
 

Commenti


Recent Posts
bottom of page